①仕事に関する悩み相談を受けた実例
Hさんからの悩み相談は、ずばり、「職場の人間関係」でした。
どうしてもソリの合わない人が職場にいて、毎日、ストレスの極致とのことです。
Hさんは、「転職も考えるようになりましたが、こっちから逃げ出すようで悔しいです。いっそ、向こうが会社を辞めてくれれば最高なんですけど・・・」とも仰いました。
私は、「Hさんにとって、何が1番ツライのでしょう?」と尋ねてみました。
Hさんは、たくさんのツライ要因を話してくれました。
1番ツライのは?と質問したことに対して、いくつもの要因を話すということは、それだけ、Hさんがシンドイ状況ということです。
また、自分の中で、客観的に状況を判断し、優先順位をつけることが難しい状態であることも見て取れました。
そして、私はHさんが話すツライ要因の中で、ある1つのことに着目致しました。
それは、「職場でイヤな思いをするのは、百歩譲って、しょうがないとしても、帰宅した後や休日まで、その人のことが頭から離れない。夢の中まで、その人が出てきた日には、24時間、その人に苦しめられているようでたまらない。」という部分です。
ここで、私は自分の経験を話した後、ちょっとしたアドバイスを送りました。
Hさんとは、電話を使ったコーチングだったのですが、その瞬間、受話器の向こうで、沈黙するHさんがおりました。
そして、何秒間かの沈黙の後、「そういう発想は、自分にはなかったですね。ちょっと、試してみますよ。コーチも大変だったんですね。」と明るい声が返ってきました。
本来、コーチングとは、相手の中から引き出す手法ですので、こういったやり方に、疑問を持つコーチもいるかもしれません。
でも、ちょっと視点を変えてもらうためには、アドバイスや自分の経験を話すことも有効だと、私は考えております。
Hさんとは、3ヶ月間のセッションでしたが、2ヶ月間で、ほぼ当初の悩みを解決し、最後の1ヶ月は、更に人生を良くするためには?という、大変前向きなセッションをして、終わることが出来ました。











