⑥子育て・育児に関する悩み相談の事例
Bさんは、子育てに悩んでいました。曰く「自我が芽生えてきて、注意しても反抗するようになった。最初は、成長の証しと深く考えなかったけど、最近、そのことで私自身がかなりイライラし、ストレスが溜まるようになった」とのことです。
私は、「具体的にどういうことでイライラするのですか?」と質問しました。
Bさんは「私が言ったことをやらなくなりました。なぜやらなかったの?と聞いても言い訳ばかり・・・」と答えました。
私はBさんに「“なぜやらなかった?”という言い方を“どうすればやれたの?”と変えてみてはどうでしょう?」と提案し、次回のコーチングセッションまでの宿題にしました。
一週間後、Bさんに結果を尋ねたところ、「子供なりに、一生懸命考えてくれることが分かりました。」とのことでした。
私は、Bさんとコーチングセッションをしていて、あることに気付きました。それは、Bさんは少々完ぺき主義者的なところがあったのです。
子育てや育児は、完璧にやろうとすると、必ず無理や歪みが出てきます。8割できれば御の字くらいの感じでやれば良いと私は思います。子育て真っ最中の我が家は、少なくともそうしています。
そんな私の考えや体験を伝えたところ、Bさんは素直に共感してくれました。
以来、Bさんとのコーチングセッションは、終了時に私が一つ宿題を出し、その結果を次回のコーチングセッションで聴くというスタンスで行いました。私は、毎回、Bさんの成果を聴くのが、本当に楽しみでした。
実は私自身、企業人時代は完ぺき主義者で、「他人に厳しく、自分にもっと厳しく!」がモットーでした。しかし、今は、「自分に甘く、他人にもっと甘く!」に方針転換しました。
特に、子育て・育児には、そういう余裕が必要だと私は思います。














