③ストレスに関する悩み相談の事例
OLのDさんからのストレスに関する悩み相談は深刻でした。
というのも、Dさんは、ストレスの解消方法として、過食に走り、そして下剤を飲むというやり方を日常的にしていたのです。正直、鬱病の一歩手前との印象も受けました。
私は、「別のストレス発散方法を考えるより、ストレスの元になっている原因の洗い出しから始めた方が良いと思いますが、どうでしょう?」と質問し、Dさんの了解を取りました。
Dさんの場合、根本にあるストレスの原因を早く何とかしないと、心身共に参ってしまうような気がしたからです。
また、Dさんとのコーチングセッションでは、「私はこう考えますが・・・」、「私はこう感じましたが・・・」と、私の考えをいくつもお伝えしました。
それは、Dさん自身が1つの固定観念にとらわれているように感じたので、答えの選択肢を拡げる突破口にしたかったからです。
私は、答えを全て相手任せにするのではなく、必要に応じて私の意見をお伝えします。悩みを解決するための答えは、一つではありません。たくさんある答えの中から、その人に合った最良のものを見つければいいのです。
また、性格の話しになった時、Dさんは、自分の性格を「細かい性格」とネガティブに評しました。
私は、「あっ、よく気が付く性格なんですね。」と、ポジティブに切り返しました。
すると、「えっ?」とDさんは驚き、そして、「そういう見方もあるんですね。」と笑いました。
これは、リフレーミングというコーチングの手法の一つです。
結局、半年間に渡るコーチングセッションで、Dさんは悩みを根本から解決することに成功し、あれほど苦しんでいたストレスから、完全に解放されたのでした。














