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④健康・病気に関する悩み相談の事例

身体障害者のEさんとのコーチングセッションは、忘れられない思い出です。
Eさんは、現在の職場に、障害者の雇用枠で採用になりました。しかし、そこで働くようになって、しばらく経った頃、転職を考えるようになってしまいました。
数回のコーチングセッションを通じて分かったのは、“周囲が自分を一人前の戦力としてみてくれないことへの苛立ち”でした。
でも、どこか、私には違和感が残りました。このまま、苛立ちを解消するためのセッションに進んでも良かったのですが、あえてそうはせず、もう少し、彼の気持ちを深堀りしていきました。
そうしないと、Eさんが抱えている本当の問題を解決できないような気がしたのです。
その後、更に数回のセッションを経て、Eさんの本当の気持ちに辿り着くことができました。
それは、“周囲には、自分を一人前の戦力としてみて欲しい。でも、だからと言って、障害者としての甘えが許されなくなるのもイヤだ”というものでした。
つまり“特別扱いはされたくない。でも、放って置かれるのもイヤだ”ということです。
私は、そういう自分の弱いところを話してくれたEさんに、心から感謝をしました。
そして、ここから、私とEさんの二人三脚が始まりました。
Eさんがその気持ちにどのように向き合い、そして、最終的に彼が幸せになるためには、どうするべきなのか、常に一緒に考えました。
4ヶ月間のコーチングセッションが終了する頃、ようやく、一つの答えと方向性が出ました。
今は、もうEさんからの連絡はありませんが、きっと幸せな人生を送っていることでしょう。
余談ですが、私と息子は、病名は違いますが、二人とも難病認定患者です。今の症状が悪化すれば、障害者になる可能性があります。
ですから、私にとって病気や障害者と言う言葉は、すごく身近なものです。
自分の病気を受け入れ、本当の自分と向き合えた時から、新たな道が開けてくると私は思います。

         

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